・片恋・

issued on 04.08.22

 

「ハボック」
 とても優しい声で、ロイは名前を呼んだ。
 優しい、けれども決して、譲らぬ声で。

「私はお前を大事に思っているよ?とても大切で、貴重な部下だ」


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「……馬鹿が」

 ハボックの短い金の髪をくしゃり、と撫でる。まるで飼い犬の頭を
撫でるようだ、とハボックは思い、切なくなる。
 慈しみと掛け値ない好意に裏打ちされた、優しい仕草は、けれど恋
の激情にはあまりに遠くて。

      

えええと、こんな、感じ? 短い話なので、どこをプレビューしていいものやら(^^;; いちおう、やることはやってる話ですので できればR-15くらいでお願いいたします。  

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