「よぉ」
一番、逢いたくて。
一番、逢いたくない、人。
後ろにはしっかりちゃっかり樺地くんまで、居て。
二人きり、になんてなれるはずもなくて。
ねぇ。
どんな顔を、しろって?
彼は──跡部景吾という人は、テニスが強くて。
本当に、強くて。
(上手い、とかいうんじゃなくて。
本当に、強くて。)
彼に、かなわないこと、なんて。
初めから知ってて。
それは、構わなくて。
俺も。
それから、たぶん、彼も。
そんなことは、ちゃんと分かってて。
だけど。
君以外に、負ける俺は。
まだ。
許せそうに、ないから。
「……また、ね。跡部くん」
たぶん。
笑えた。
笑って。
ひらひら、と手を振って。
そのまま。
すれ違って。
離れた。
たぶん。
跡部も、振り向いたりなんて、しない。
俺も、振り向かないから。
確かめたりなんてできないけど。
ちゃんと。
分かってる、って。
信じてもいいかな。
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本日(いやもう昨日、か)のテニプリ感想。 神尾に負ける千石。 悲しいし、納得いかないけど。 彼は、ちゃんと強くなって戻ってきてくれると信じたい。 そーいや、ジャンプでこの話が出て せんべに急降下したんだったなぁ。 跡部といい、千石といい、 主人公は勝つ、というジャンプ法則に従って きっちり負けていく子に弱いみたいです。 contents