・ heat ・


「拘置所に襲撃です!」
 武装グループの人数と装備は現段階では、不明。
「要求は!」
「先だって違法薬物の取り引きで逮捕された仲間の釈放です!」
「ポートウェイの件か」
 北部との境界近い街での大捕り物では、一網打尽を狙ったにも関わらず、一部の逃走を許してしまった手痛い事件であり、ポートウェイ近辺では、現在も懸命な捜索活動が続けらているはずだった。
「灯台下暗しとはこのことだな。奴らイーストシティに潜んでいたか」
「……それから」
 珍しく副官が言い淀むのに、ロイは眉を顰めた。
「どうした、中尉」
「犯行声明に、もう一言」
「何だ?」
「金髪の少尉は預かっている、と」
「……何」
 ロイは、一瞬で、その瞳の色を変えた。


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「……やめて、下さい!俺に、あんたを凌辱しろってんですか!」
 
 掠れる声。
 荒い息づかい。
 彼の身を灼く、熱の気配が。
 まざまざと伝わってくる。

 けれど。
「出来ないよ、お前には」
 ロイは、そう言って、静かに微笑んだ。
 その、微笑みを見ることは、今のハボックには出来なかったとしても。

  



  ええとこんな感じで。
  冒頭は一見シリアス風味ですが、ただ前振りです。  <こらこら

  あとはどれだけ頑張って、長くHシーンを書けるか、てな感じで(苦笑)
   (すみません、どれだけ色っぽく、とかは全然狙ってません。
    つか初めから無理だと、放棄してます)
  
  そんなんでもいいよー、と思って下さる18歳以上のオトナなお姉さん方、
  よろしければ、お手にとってやってくださいませ。 


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