「だから俺は、殺し続ける。俺の行く手を阻む全ての物を」
清冽にして、剣呑。
こんな時だからこそ、彼は、揺るぎなく。
「それが誰の敵であれ同じことだ」
そんな言葉で、八戒の反論を奪った。
彼はたぶん、気付いてはいまい。
他人の想いには、ひとカケラだって気を配ってやらない顔をして、やけに鋭いくせに、
自分の心には、恐ろしく無頓着な人なのだから。
だから。
これは、僕のうぬぼれですか?
僕の戦いを、自分の戦いだと言った。
誰かのため、なんて。
何より嫌う貴方だから。
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